「ランダム 存在の確率」感想とあらすじ パラレルワールドを描いた秀作!


「ランダム 存在の確率」予告編映像

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「ランダム 存在の確立」作品情報

2013年アメリカ映画(原題:COHERENCE)。「あなたの脳はついてこられるか」
『ランゴ』のジェームズ・ウォード・バーキット監督、脚本によるSFスリラー映画。量子力学をヒントに、すい星が地球に接近する夜にパーティーを開いた8人の男女が、不思議な出来事に遭遇する様を描く。出演エミリー・バルドーニ、モーリー・スターリング、ニコラス・ブレンドン、エリザベス・グレイセン、ヒューゴ・アームストロング、ローレン・マハーほか。

「ランダム 存在の確立」あらすじ

ミラーすい星が、地球に最も接近するとされる夜。エム(エミリー・バルドーニ)とケヴィン(モーリー・スターリング)のカップルは、友人が自宅で開くパーティーに招待される。男女8人で楽しい時間を過ごそうとした矢先、突如として停電が起きて部屋は暗闇に包まれる。不安に駆られた彼らは部屋を飛び出して外の様子を見に行くが、そこには自分たちとうり二つの人間が全く同じ家で生活していた・・・。

「ランダム 存在の確立」感想レビュー

「あなたの脳はついてこられるか」というキャッチコピーにある通り「ランダム 存在の確率」はちょっと難解な部分もありますが、でも十分ついていける内容なので安心してください。

この映画はストーリーが単純にすごく面白いです。というより、秀逸なB級映画だと思います。低予算でも発想次第で、こういう面白い映画が作れるってことを教えてくれます。

男女8人がお家でパーティーするところから物語は始まるんですが、いつのまにか、自分たちが不思議な空間に閉じ込められていることに気づきます。それは地球に急接近した彗星のせいなのか。

量子力学の発想からヒントを得た映画なので、時空とかパラレルワールドとか、そういうのが好きな人はほんとに楽しめると思います。

シュレーディンガーの猫」と呼ばれる有名な量子力学の思考実験の話が劇中にでてきます。量子論の視点から解説すると、ちょっと面白い話になるんですね、これが。

50%の確率で、猫が生きているか、死んでいるか。この二つの世界が存在すると。
要するに、猫が生きている世界と、死んでいる世界。この二つは同時に存在すると。
この映画は、つまりそういう話なんです。パラレルワールドと呼ばれる世界ですね。

この映画のすごいとこは、単純に二つの世界ではないんです。
よく注意してみないと、こんがらがってしまいます。

複雑にいくつもの世界が同時進行しているので、不思議不思議の連続なのです。

「ランダム 存在の確率」は個人的にとても興味深い映画でした。
自分が、ある選択をした世界と、選択をしなかった世界。
ほんとにいくつも存在するなら、それはちょっと怖いことですよね。
自分は今どこの世界にいるんだろうって、なります。

ラストに主人公たちはいったいどの世界にたどりついたのでしょうか?
それは「ランダム 存在の確率」を観てのお楽しみってことで!

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