有名女優たちも被害!?米大物プロデューサーのセクハラ


ミラマックスの設立者として知られるハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインはニューヨーク・タイムズが報じた女優らに対するセクハラ事件を受けて、自身が設立した会社「ワインスタイン・カンパニー」を解雇されました。

ワインスタイン・カンパニーは声明で、「ワインスタインの過去の不適切な行いが明るみに出たことを受け、会社として彼を即座に解雇することを決定した」と述べました。

ハーヴェイ・ワインスタインは「恋におちたシェイクスピア」や「シカゴ」のプロデューサーとしてアカデミー作品賞を受賞しているハリウッドの超大物です。

セクハラ被害を受けたというミラマックスの脚本ライターだったリザ・キャンベルは取材に対し、「ワインスタインのホテルの部屋に仕事のミーティングとして招かれた結果、一緒にバスタブに入るように求められた」と語りました。

ワインスタインは他の新人女優たちからも同様な訴えを起こされており、全裸もしくは全裸に近い状態のワインスタインから、マッサージを行うことや一緒に入浴することを求められたと言います。

ワインスタインは20年近く、同様な行為を様々な女性に対して行っていたようです。ハフィントンポストが伝えた事例では、2007年に彼はケーブルテレビ局のリポーターの女性とレストランで会食した後、ホテルの部屋で全裸になり、自慰行為を見せつけたということです。

今回の問題に関し、ハリウッドのスター女優たちも若いころにセクハラ被害にあったと公表しています。

アンジェリーナ・ジョリー、グウィネス・パルトロウはニューヨーク・タイムズの記事で、駆け出しの頃にワインスタインのセクハラ被害にあったと明らかにしました。

グウィネス・パルトロウの場合、ワインスタインに1996年映画「エマ」の主役に選ばれた後、
ホテルの部屋に呼ばれ、体を触られ、寝室でマッサージしてもらいたいと迫られました。当時22歳だったパルトロウは「私は子供で、契約していて、恐怖で固まってしまった」と当時の想いを語りました。

しかも当時のパルトロウの恋人であったブラッド・ピットは、このことに関し映画館でワインスタインと対峙し、二度としないように警告したといいます。ブラッド・ピットの広報担当はこの話を認めました。

ヒラリー・クリントンやオバマ前アメリカ大統領もこの件に関してワインスタインを批判するコメントを出すなど、アメリカでは大事になっています。ワインスタイン夫人は「夫と別れるつもりだ」と話しているようです。

日本では枕営業といわれるものが、どうやらハリウッドでも日常的にあるようですね。
地位を利用したこのような慣習が、なくなることを切に願うばかりです。

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