『エイリアン:コヴェナント』感想と評価 酷評だった?


『エイリアン コヴェナント』予告編動画

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『エイリアン:コヴェナント』作品情報

2017年アメリカ映画(原題: Alien: Covenant)。
巨匠リドリー・スコット監督が『プロメテウス』の続編として製作した「エイリアン」新シリーズの2作目。惑星移住のため旅立った宇宙船コヴェナント号の乗組員たちが遭遇する出来事を描くSFスリラー。脚本ジョン・ローガン、ダンテ・ハーパー。出演マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド。

『エイリアン:コヴェナント』あらすじ

宇宙移住計画を遂行するため、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せた宇宙船コヴェナント号は、植民地の惑星に向かって宇宙を航行する。最新型アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)が船の管理を任されていたが、途中で事故が発生。乗組員たちは必死で修復作業に取り組み…。

『エイリアン:コヴェナント』感想・評価

『エイリアン:コヴェナント』のネタバレを多少含む感想と評価です。

『エイリアン:コヴェナント』は2012年公開の映画「プロメテウス」の続編だそうです。私は「プロメテウス」は観賞してないのですが、この作品は前作を観なくても問題なく話についていけました。

それにしても、リドリー・スコットという人はすごい人です。1979年公開の自身の監督作「エイリアン」の新作を、40年を経てなお、自分で作ってしまう。おそろしいエネルギーを持った老人です。あまりはずれのない作品を作り続ける才能もとてつもないと感じます。

そんなリドリー・スコットの新作『エイリアン:コヴェナント』。評価はあまり芳しくなかったのですが、興行成績は上々のようでした。

この映画は一言でいうと、マイケル・ファスベンダーでもっている、作品です。

内容的には真新しいものは何もなく、次の日にはどんな内容だったか忘れてしまうでしょう。

人に作られたアンドロイドが人類を裏切るなんて、そんな何十年前からある使い古されすぎた話を盛り込むとは、怠惰としか言いようがありません。

製作費100億円も使って、これかい!リドリー・スコットにしては珍しい、駄作といっていいでしょう。

この映画は、エイリアンがあんまり目立ってないんですよね。エイリアンの不気味さが、いまいち半減しています。

マイケル・ファスベンダー演じるデヴィッドのほうが、よっぽど不気味なのです。いや、マイケル・ファスベンダーの顔のほうが不気味です笑。この人は演技が上手ですね。

あと、ダニエルズ役のキャサリン・ウォーターストンですが、この人長髪のときのほうが全然似合っています。短髪なのは、シガニー・ウィーバーから続く伝統でしょうか。映画の中のキャサリン・ウォーターストンは、力強い女主人公というより、むしろ頼りない感じでした。

この映画は、話は壮大なのに、なんか小さく縮こまっているなあ。そんな印象を受けました。

ラストを観る限り続編がありそうなので、まだまだ続きそうな「エイリアン」シリーズです。リドリー・スコットには是非長生きしていただいて、これからも映画を撮り続けてもらいたいです。以上『エイリアン:コヴェナント』でした!

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