「フライトゲーム」感想と評価 犯人は誰?リーアムニーソンの密室劇


「フライト・ゲーム(予告編)」映像

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「フライト・ゲーム」作品情報

2014年アメリカ映画。(原題:Non-Stop)
スペイン出身の監督ジャウム・コレット=セラとリーアム・ニーソンの「アンノウン」コンビが再びタッグを組んだサスペンス・アクション映画。飛行機内という密室での捜査官の活躍を描く。共演ジュリアン・ムーア、ミシェル・ドッカリー、ルピタ・ニョンゴなど。

「フライト・ゲーム」あらすじ

ニューヨーク発ロンドン行きの旅客機。その警備を任されている連邦保安官ビル・マークス(リーアム・ニーソン)のもとに、1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害するという異様な犯行予告メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。やがて、地上から犯人が指定した口座はビルのものであることが判明する。

「フライト・ゲーム」感想レビュー

「フライトゲーム」はダメ親父の新しいヒーロー像を確立したリーアム・ニーソンが再びダメ親父の連邦航空保安官役で挑む密室スリラー。最後まで犯人が分からず、ドキドキ感を与えさせ飽きずに見れる作品です。

アクション要素はほとんどありません。飛行機内なので銃でバンバンできませんし。でも、リーアム・ニーソンが少し暴れれば、それでアクションが成立するという、リーアム独特の特技を持っています。

思うに密室劇というのは、なかなか撮るのが難しいと思います。画的に限定された空間しか使えないので、同じような背景に観客は見飽きてしまう。その点この映画では、次から次へと事件が起こる目まぐるしい展開に画面に釘付けになるでしょう。

原題であるnon-stopそのままのノンストップ劇です。

保安官と同じ視点で乗客全員が犯人に見えて、誰だ?誰だ?とヤキモキします。また、ビルがひとりで突っ走って結構むちゃくちゃするので、少しイライラもします笑。

トイレの火災探知機をテープで貼ってビルがタバコを吸うシーンは、気持ちはわかりますが絶対にやってはいけません笑。

監督は「アンノウン」のジャウム・コレット=セラですが、この人はサスペンススリラーが得意なんですね。そういう映画ばかり撮っています。

リーアム・ニーソンとは「アンノウン」「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」と2017年公開の「The Commuter」と4作品も一緒に撮っています。相性が良いんでしょうね。どの作品もスマッシュヒットしてるし、スリラーの見せ方は非常に上手だと思います。

「フライトゲーム」のような何も考えないで見れる系映画というのは、重厚な人間ドラマの合間に観る映画としては最適だと思います。ちょっとドキドキして、そこそこ楽しめて、ハッピーエンド。脳休めにはすごく良いと思います。

昔はダイ・ハードのブルース・ウィリス。
今は、安定感抜群のリーアム・ニーソンがやってくれますよ。
ほんとカッコ良いオヤジだぜ!

映画「フライトゲーム」で渋いオヤジを堪能しちゃってください!

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