『ファミリーツリー』感想評価 心がほっこりする最高傑作!


映画「ファミリー・ツリー」予告編映像

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『ファミリーツリー』作品情報

2011年アメリカ映画(原題:The Descendants)。
2007年に発表されたカウイ・ハート・ヘミングスによる小説を原作として『サイドウェイ』のアレクサンダー・ペイン監督と、『オーシャンズ』シリーズのジョージ・クルーニーがタッグを組んだ感動作。ハワイを舞台に、家族崩壊の危機に直面したある一家の再生のドラマをユーモアを交えて映し出す。クルーニーが父親役で新境地を開拓し、シャイリーン・ウッドリーとアマラ・ミラーという期待の若手女優たちが彼の娘を好演。独特のハワイ文化を背景に、さまざまな要素が入り混じったドラマが共感を呼ぶ。アカデミー脚色賞受賞。

『ファミリーツリー』あらすじ

マット(ジョージ・クルーニー)は、妻と2人の娘と共にハワイで暮らしていた。ところがある日、妻がボートの事故に遭い、そのまま昏睡状態となってしまう。それをきっかけに、妻が彼と離婚するつもりだったことや、そのことを長女(シャイリーン・ウッドリー)だけでなく友人たちも知っていたことが判明しショックを受ける・・・。

『ファミリーツリー』感想評価

「ファミリーツリー」は家族のきずなを描いた、ほのぼの系映画の傑作です。

家族が昏睡状態になるという結構深刻なテーマを取り扱っているのですが、コメディ要素たっぷりなので、深刻さは全く感じさせません。愛すべきキャラクターたちによる、ドタバタコメディ人間ドラマと言ってもいいんじゃないかと思います。

しかしただのコメディでは、勿論ないです。

愛とは、家族とはをふか~く考えさせる素晴らしい映画なのです。心に残る名作であることに間違いありません。

私はこの映画が大好きでマイベスト10くらいに入るかもしれません。本当に愛すべき家族の姿がここにあります。

この家族は、現代社会の家族を象徴しているような家族です。みんなばらばらに生きていて、お互いの本当の姿をよく理解していなかったのです。

そんな家族くさるほどあると思いませんか。一緒に住んでいるだけで、家族の本当の姿なんて分からないことがたくさんあると思います。

この物語は、妻の昏睡をきっかけに、父が奮闘し、バラバラな家族のきずなを取り戻していく。そんな様を描いた映画です。ありきたりな話に感じるかもしれませんが、脚本が素晴らしく、演出やストーリー展開も優れているので観る者を飽きさせません。この家族の行く末に釘付けになるでしょう。

なにしろ各キャラクターがほんとに魅力たっぷりで、観ていてとっても心がほくほくしちゃいます。個人的には、長女役のシャイリーン・ウッドリーがとってもキュート!ジョージクルーニーは、彼女を養子に迎えたいと言ってたみたいです。そのくらい魅力的な女の子です。

「ファミリーツリー」は、家族のことを本当に色々と考えさせてくれる映画でしょう。

心に残る素晴らしい映画だと思います。大好きな1本です。家族映画の傑作です。
是非家族と一緒にみてくださいと強くおすすめできる映画です。評価は95点。

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