映画「アンノウン」感想・批評

映画「アンノウン」感想・批評


【作品情報】

2011年アメリカ映画。原題:Unknown。
小説『Out of My Head』を元に『フライト・ゲーム』のジャウム・コレット=セラが監督したアクション・スリラー映画。主演リーアム・ニーソン、共演ダイアン・クルーガー、ブルーノ・ガンツ。

【あらすじ】

ベルリンで交通事故に遭ったマーティン・ハリス博士(リーアム・ニーソン)が意識を取り戻すと、妻が自分のことを忘れ、見知らぬ男(エイダン・クイン)が自分に成り済ましていた。異国の地で身元を証明する手だてがない中、彼は訳も分からぬまま何者かに命を狙われる羽目に。タクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)の協力を得て、マーティンは真相究明に乗り出す。

異国の地、不意の交通事故、身分証の喪失、孤立無援、そして命を狙われる。
これだけでヨダレが垂れてきませんか?笑。
そんなミステリー好きの期待を裏切らない展開を「アンノウン」は提供してくれます。
アクションの要素も少し入っているサスペンス映画という感じでしょうか。個人的にはロマン・ポランスキー監督、ハリソン・フォード主演の「フランティック」を彷彿とさせる雰囲気がありました。

マーティンは妻と共に学会のためパリを訪れ、そこですぐに自動車事故に巻き込まれてしまいます。なんとか一命を取りとめますが、4日間も昏睡状態で病院に寝ていました。目が覚めたマーティンは直ぐに妻の元へと向かいますが、妻と一緒にいた男はなんと、自分と同じマーティン・ハリスを名乗ります。しかも妻にもあなたを知らないと言われ、ホテルから追い出されてしまいます。

妻の元に自分を名乗る見知らぬ男がいて、妻からもあなたを知らないと言われたらどうしますか?自分の頭がおかしくなったと思うのか。それとも、何かの間違いだと思うのか。ほとんどの場合、自分の頭がおかしくなったと思うかもしれません。しかしマーティンは引き下がりませんでした。これは絶対何かの間違いだと。

そんな折、彼自身の命も狙われて、やはり何かの陰謀があると気づきます。
ここで元東ドイツ秘密警察のユルゲンが現れます。
「ベルリン・天使の詩」のブルーノ・ガンツが演じていますが、独特の存在感がありました。ただあまり役に立たず、死んでしまうのが面白かったです。
なんだこの人って思いました。
一番役に立ったのはタクシー運転手のジーナだというのがまた可笑しいです。

そしていよいよ自分の正体を知ることになったマーティンですが、彼自身もマーティンなどではない、という展開がとても良かったです。彼のアイデンティティー自体がトリックになっていた、と。

最後にはとうとうマーティンの本来の能力が爆発します。
ここがリーアム・ニーソンの真骨頂。
「96時間」でも見せたマーシャルアーツの達人ぷりを発揮します。
急にめちゃくちゃ強くなります。
でも最後の戦いなので、あっけなく終わってしまいます。
もっと強いとこ見たかったなという感想です。

このキャラ設定は非常に面白いので、また次回作を期待したいです。
「96時間」が好きな人は、大いに楽しめる作品だと思います。

『アンノウン』 予告編動画

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