ハリウッド版「ゴースト・イン・ザ・シェル」の感想・あらすじ

ハリウッド版「ゴースト・イン・ザ・シェル」の感想・あらすじ


【作品情報】

2017年アメリカ映画。(Ghost in the Shell)。
士郎正宗の人気漫画『攻殻機動隊』をハリウッドが実写化したSFアクション映画。『スノーホワイト』のルパート・サンダースが監督を務めた。主演スカーレット・ヨハンソン、共演ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピット。

【あらすじ】

近未来。少佐(スカーレット・ヨハンソン)は、かつて凄惨(せいさん)な事故に遭い、脳以外は全て義体となって死のふちからよみがえった。その存在は際立っており、サイバーテロ阻止に欠かせない最強の戦士となる。少佐が指揮するエリート捜査組織公安9課は、サイバーテロ集団に果敢に立ち向かう。

士郎正宗の「攻殻機動隊」を押井守がアニメーション化してから22年。遂にというべきか、ハリウッドが実写化を果たした「ゴースト・イン・ザ・シェル」。この作品は漫画が発表されて以来、なるべくしてハリウッド映画化した作品だと思います。

原作の「攻殻機動隊」もアニメの「ゴースト・イン・ザ・シェル」も、哲学的要素と専門用語満載で難しい内容でした。しかしこのハリウッド版は、もっと簡単に分かり易く作られていたので、初心者でも安心して観ることができます。

設定は「攻殻機動隊」の世界ですが、草薙素子がミラ少佐という人物になっており、内容は若干違うので新しい作品として観ることができます。近未来の街の景観は「ブレードランナー」に非常に似ていました。多分意識してオマージュしたと思います。

CGがとても良く作られており「AKIRA」的でもあり、ネオンなどの色彩が豊かで視覚的に非常に楽しめます。観る前は「ゴーストインザシェル」だから難しいんだろうな、と身構えていたのですが、内容はシンプルで分かり易かったので、良かったと思いました。難しくなり過ぎないよう、きちんと計算して作られている感があります。

気になったのは、ビートたけしの日本語のセリフです。ほぼ棒読みな感じで、とても違和感があり、へたくそだなあ~と思いました。荒巻役は他の役者さんのほうが良かったと思います。

アニメ版では、草薙素子は“ネットの海”と同化する存在となります。この哲学的要素が「攻殻機動隊」の醍醐味なのですが、難解な部分があるので、ハリウッド版では省かれています。

映画全体的にみるとたいした映画ではありませんが、難解な「ゴースト・イン・ザ・シェル」をある部分は繊細に、ある部分は分かり易く、丁寧に作ったなと感心しました。
シンプルに楽しめる作品に仕上がっております。これを機に、押井守のアニメ版とも見比べてみてはいかがでしょうか。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』 予告編動画

スポンサーリンク
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大