ナイト・シャマランが自費で作った映画『ヴィジット』感想レビュー

ナイト・シャマランが自費で作った映画『ヴィジット』感想レビュー


「ヴィジット」予告編映像

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作品情報

2015年アメリカ映画。
『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督が手掛けたホラー映画。奇妙な約束事がある祖父母の家にやって来た姉弟が体験する恐怖を描く。『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのジェイソン・ブラムが製作に名を連ねる。

あらすじ

休暇を過ごすため田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、約束を破ってドアを開けてしまう…。

感想・評価

私はホラー映画をあまり見ません。ホラー映画は人に悪影響を与える感じがするからです。でもナイト・シャマラン監督の映画は好きなので、今回も観てみました。

彼の撮る映画はホラーというより、スリラーといったほうが良いかもしれません。あからさまな恐怖映画とは一線を画するからです。

「ヴィジット」は全編PVOで撮られています。PVOというのは主観ショットという意味で、全シーンが姉妹の持つビデオカメラ視点で繰り広げられます。

「パラノーマルアクティビティ」とかの手法ですね。今更感がありますが、妙なリアリティーがあって観客をドキッとさせるには最適かもしれません。

物語は、田舎の祖父母のとこに旅行に来た姉弟の話です。

そこで奇妙な祖父母の行動を目にし戸惑うのですが、あまり気にせず滞在し続けます。普通なら気持ち悪くて逃げたくなりますが、この姉弟、肝が据わっているのか馬鹿なのかよくわかりません。

自分だったら一日で逃げちゃいますね。だってお婆ちゃんが夜中に変な格好で徘徊してるんですよ。とても嫌ですね。

奇妙なことがじわじわと起きてくる感じがシャマランっぽいと思いました。この人、じわじわと見せてくるんですよね。じわじわと。

その空気感がスリルやドキドキ感を生み出しています。特にそんなビックリするような事は起きていないのに、ビクッとします。そういった演出は上手だなと思いました。一瞬見せるんですよね。なんだありゃ!?っていう映像を。

でも母親の過去に関するやり取りみたいなのは、いらなかったと思います。そこから急に嘘っぽく、退屈になりました。姉弟が救出されて終わりで良かったと思います。

お話的には昔からよくあるパターンの使いまわしですし、なんで今更こんなのをシャマランは撮ったのだろうなという感じはします。

この映画はシャマラン監督が私財を投じて完成させたらしいです。撮りたい映画が、この映画かってことで、単にB級映画が好きなのでしょうかね。でもまあ、そこそこドキドキしながら見れる映画なので、ホラー好きな人はいいんじゃないでしょうか。

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